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AIとSEOのこれから

ディレクターの三澤です。先日、AI博覧会 Spring 2026に参加してきました🌸👉

AIに関するイベントに訪れるのは初めてでしたのでワクワクでした。個人的に新しいものは好きです。

(株)Faber Company 月岡氏のセミナー

今回参加したセミナーは「AI検索の台頭によってSEOは不要になるのか?」というテーマで、生成AIで変わる情報探索体験に対応出来ているか。企業が取り組むべきGEO施策を、30分にわたり解説してくださいました。

ここ数年でAI検索の存在感が一気に増したことで、「SEOはもう意味がなくなるのでは?」という声も増えていますが、セミナーではその点についてデータをもとに整理されていました。

まず前提として、ChatGPTやPerplexityといったAI検索の利用自体は確実に広がっています。

ただし、「Webサイトへの流入」という観点で見ると、現時点ではまだ影響はかなり限定的です。
紹介されていたデータでは、AI経由の流入はオーガニック検索と比較してごくわずかで、全体の中ではほとんど無視できるレベルとのことでした。

また、「Google検索が減少している」という報道も一部ありますが、実際にはGoogleは依然として検索市場の大部分を占めており、その優位性は揺らいでいないというお話も印象的でした。

AI時代におけるSEOの位置づけ

このセミナーの中核だったのが、SEOとAIの関係性についてです。

結論としては、「SEOかAIか」という二項対立ではなく、
SEOの評価がそのままAIでの露出にも影響しているというお話でした。

検索順位が高いサイトほど、AIの回答内でも引用されやすいという相関が確認されているとのことです。

つまり、

  • 検索で評価されているコンテンツは、AIにも信頼されやすい
  • 逆にSEOで評価されていないサイトは、AIにも取り上げられにくい

ということです。

AI対策として特別なことを考える前に、まずは基本となるSEOをしっかりと強化することが重要であると理解しました。

GEO(生成エンジン最適化)という考え方

GEOは従来のSEOと切り離された新しい施策というより、既存のSEOを拡張した考え方です。

SEOと変わらず、

  • ユーザーにとって価値のあるコンテンツの提供
  • 構造化データによる情報の整理
  • 画像や動画などマルチモーダルへの対応
  • 外部からの評価や言及の獲得

といった取り組みが重要とのこと。

一方で、GEOに関してはまだ見解が分かれていると感じる部分も多く、考え方やアプローチにもまだまだ幅があることを感じました。まずは正しく理解してから、弊社の事業や、お客様の要望に沿う形で取り入れていきたいです。

定点観測が必要

AI時代においては、「どれだけ流入があるか」だけでなく、

  • AIの回答内で自社がどの程度言及されているか
  • 自社サイトがどれくらい引用されているか

といった指標を定期的に確認していく必要があるという点も印象に残りました。
従来のSEOとは少し異なる視点ですが、自分たちのサイトがどのように認識されているのかを把握することが、今後の施策において重要になりそうです。💫

第三者評価が重要

セミナーでは、第三者からの評価の重要性についても話がありました。

特に医療分野のように地域性の強い分野においては、ポータルサイトなどを活用し、外部からの評価や言及を増やすことがSEOやGEOの観点でも効果的である可能性があるとのことでした。

このあたりは、今後のサイト設計や提案にも活かしていきたいポイントです。✅

まとめ

今回のAI博覧会を通して、改めて感じたのはAIについてしっかり勉強する必要があるということでした。

AIというテーマ自体は以前から触れてはいましたが、実際に現場レベルでの活用事例や考え方に触れることで、理解の解像度が一段上がった感覚があります。

特にGEOについては、まだ考え方やアプローチに幅があり、正解が一つに定まっているわけではないことも印象的でした。だからこそ、断片的な情報だけで判断するのではなく、全体像を把握し、継続的に情報をアップデートしていくことが重要だと感じます。

Web制作、とりわけSEOに関わる立場としては、AIの仕組みやトレンドを理解しておくことは必須になりつつあります。今回得た知見をもとにさらに理解を深めながら、お客様にも分かりやすく共有していきたいと考えています。

また、ディレクターとしては、AIを単に取り入れるだけでなく、

  • サイト改善への具体的な落とし込み
  • SEO施策のアップデート
  • データをもとにした改善提案

といった形で、実務にどう活かすかが重要だと感じています。

AIを前提とした提案や設計ができるよう、引き続き学びを深めていきたいと思います。📖