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病院ホームページの重要性と運用のポイント──患者との信頼を築くために必要なこと
インターネットで情報を調べることが日常となった今、病院のホームページは単なる「施設紹介」にとどまらず、患者さんとの最初の接点であり、信頼構築の起点となる重要なツールです。
しかし現実には、「とりあえず作っただけ」「更新が何年も止まっている」「スマホでは見づらい」といった病院サイトが少なくありません。それでは患者さんの不安を取り除くどころか、かえって信頼を損なってしまう恐れもあります。
この記事では、病院ホームページの運用などでお悩みを抱えているご担当者の方に向けて、病院サイトの役割から制作・運用の具体的なポイントまでを詳しく解説します。
目次
- 病院ホームページの役割とは?
- 病院サイトでよくある課題
- 制作時に意識すべき3つのポイント
- 「運用」がホームページの価値を決める
- 実際に運用でやるべきこと
- 弊社のサポート内容
- まとめ
1. 病院ホームページの役割とは?
まず大前提として、病院のホームページは「看板」と同じです。
多くの患者さんが受診前に検索で情報収集をしており、その時に表示される病院のホームページは、その病院に対する第一印象を決める要素になります。
主な役割:
- 受診を検討している患者さんへの安心感の提供
- 診療内容、医師紹介、診療時間などの正確な情報提供
- 採用情報を通じた人材確保
- 地域医療機関への情報発信(紹介状の受付など)
特に、高齢者が増える中で「家族が代わりに情報を調べる」ケースも多く、誰にとっても見やすく分かりやすい構成が求められます。
2. 病院サイトでよくある課題
「病院 ホームページ 運用」という観点でよく聞かれるのが、以下のような悩みです。
- 情報が古いまま放置されている
- 外部の制作会社と連絡が取りづらい
- スマホ対応が不十分で操作しづらい
- 求人ページが見つけにくい
- 医療法などの法令に適合しているか不安
これらの問題があると、患者離れ・スタッフ離れにもつながりかねません。
3. 制作時に意識すべき3つのポイント
① モバイルファースト
スマートフォンからのアクセスが6〜7割を占める中で、「スマホで見やすい設計」は必須です。単にレスポンシブ対応するだけでなく、文字サイズ・ボタン配置・動線設計まで丁寧に設計すべきです。
② 信頼感のあるデザイン
医療機関にとって、清潔感・安心感・誠実さを表現するデザインは極めて重要です。奇をてらわず、閲覧者の不安を払拭するような色使いや構成が効果的です。
③ SEOとユーザビリティ
検索されやすい構造に加え、「どこに何があるか分かる」導線設計が患者目線では非常に大切です。Googleだけでなく、人の目にも優しい設計を意識しましょう。
4. 「運用」がホームページの価値を決める
どれだけ立派なホームページを作っても、運用されなければ意味がありません。
最新の診療体制、休診情報、外来担当医の変更、採用状況など、医療現場では日々情報が変化しています。その情報を定期的に更新することで、信頼性は高まり、SEO評価も向上します。
また、検索エンジンは「動いているサイト」を高く評価する傾向にあります。
5. 実際に運用でやるべきこと
■ 定期的な情報更新
外来表やお知らせ、休診情報の定期的な更新は必須です。
■ ブログやお知らせ欄の活用
「インフルエンザ予防接種の開始時期」「健康診断の予約方法」など、患者に役立つ情報を発信することで、ページの価値が高まります。
■ アクセス解析による改善
Googleアナリティクスなどのツールを活用し、**「どのページが読まれているか」「どこで離脱しているか」**を分析し、改善に活かすことも大切です。
■ セキュリティ対策
常時SSL化、フォームのスパム対策など、個人情報を扱う病院サイトではセキュリティ対策も運用の一環です。
6. 弊社のサポート内容
当社(株式会社メディカルデザイン)では、病院ホームページの制作から運用代行まで一貫してサポートしています。
✔ 医療機関専門だからこそ分かる現場のニーズ
✔ 月1回の定期更新プランあり
✔ CMS導入による院内での簡単編集もサポート
✔ 採用ページ・症状検索・多言語対応などの追加開発も対応可能
また、「医療法に基づく表現チェック」や「スタッフブログの更新支援」など、医療業界特化のノウハウを活かしたサポートも強みです。
7. まとめ
病院ホームページは「作って終わり」ではなく、「信頼を築き続けるための運用」が重要です。
情報発信を継続し、見やすく、正確で、信頼感のあるサイト運営を心がけることで、患者さん・求職者・地域医療機関からの信頼が得られ、集患・採用にもつながっていきます。
病院のホームページ運用に課題を感じているご担当者様、ぜひ一度、私たちにご相談ください。
ご希望であれば、WordPressなどのCMSを活用した自社更新型ホームページや、Googleビジネスプロフィール連携など、より専門的な内容の記事も今後ご提案可能です。
病院ホームページ運用に関わるお困りごとはぜひメディカルデザインにご相談ください。