メディカル・デザインではWebサイトのみならず、多種多様な紙媒体も手がけています。ここではそういった媒体の違いを超えて、「デザイン」というものに対してのわたしたちの考えを呈示したいと思います。
名だたるブランド企業がなぜデザインにこだわるかというと、どんな優れたサービスでも「ようは見た目」といった否定できない要素があるからです。
もちろん機能やサービス内容、価格といった実質的な部分は無視できませんが、それらが同等であった場合、判断材料になるのは見た目の善し悪しです。車や携帯電話など、世の中にはそんな商品がたくさんあります。
ただ、これらのように商品そのものが目に見えれば分かりやすいのですが、「価値の提供」、「技術の提供」といった目に見えないサービスの場合は、「目に見える部分での演出」になおさら気を配らなければなりません。
なぜなら、そのデザインのクォリティ次第で、「目に見えない部分」までも評価されてしまうからです。
先ほどあげたパンフレットや封筒といったコミュニケーションツールの例もそうです。果たして統一感のないコミュニケーションツールに、お客様は安心感や信頼感を見いだすでしょうか?
いいえ、ブランドとして未熟な印象しか受けないでしょう。
逆に言えば、いいデザインは企業に何倍ものブランド力をもたらし、結果的にスタッフのモチベーションさえも向上させることが可能なのです。