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【Claude Code】AIエージェントと進めるWEB更新
こんにちは。真鍋です。
半年ほど前、このブログで「Antigravity」のAI機能を使ったWebサイトの更新について紹介しました。
当時驚いたのは、AIに指示を出すことで、既存ページをもとに新しいページを作ったり、必要な導線を追加したりと、実際のコード修正までかなりの精度で進めてくれることでした。
それから数ヶ月経ち、約1ヶ月半前からClaude Codeを使い始め、更新業務の進め方がまた大きく変わってきたので今の現場の状況を書きたいと思います。
以前は「ここをこう直して」とAIにコーディングを手伝ってもらう感覚でしたが、今は依頼そのものをAIに読んでもらい、内容を理解したうえで更新作業を進めてもらうことが増えています。
わずか1ヶ月半ほどの間ですが、更新担当としてはかなり大きな変化を感じています。

更新作業の流れはどう変わった?
AIエージェントは人間が細かい指示を出さなくても、目標さえ理解すれば、自律的に考え、どこを更新すべきか判断し、その実行まで行ってくれる大変便利なものです。
これまでは、お客様からBacklogなどで更新のご依頼をいただくと、まず人が内容を確認し、原稿を開き、更新するページを探して、コードを書いて……という流れで作業していました。
現在は、依頼内容が明確なものであれば、Claude Codeに依頼の文章や原稿ファイルを読み込んでもらい、すぐに更新作業を自動で進めてもらうことができます。
AIが依頼内容を理解し、既存のファイルを確認して更新。ブラウザも立ち上げて、画面の確認や操作もしてくれます。案件によってはGitの作業用ブランチの作成からマージまで、一連の作業を自動で進めることもできます。
更新担当はその結果を確認し、必要に応じて修正したり、判断が必要な部分を補足したりします。
つまり、人が一つひとつ手を動かして更新するところから、AIに依頼を理解してもらい、人が確認・判断する流れへと少しずつ変わってきています。
得意な更新、まだ苦手な更新
もちろん、どんな更新でもAIに任せられるわけではありませんが、
特に助かっているのは、変更箇所や内容が明確な更新、それからサイト全体を俯瞰した更新です。
文章の差し替えや、既存のページ構造に沿って大量の原稿を反映するといった作業は得意で、コピー&ペーストを繰り返す必要もありません。そのため、単純な転記ミスを防ぐという点でも大きなメリットを感じています。
レイアウト変更でcssの記述が必要な場合も、言葉で伝えたり、スクショのイメージを見せるだけで、かなり精度高く実装することができ、本当に助かっています。
それからサイトで不具合があった際にどこか原因なのかサイト全体を見て素早く突き止めることができます。このような調査はAIの得意分野であると感じます。
一方で、画像の細かな加工が必要なものや、「いい感じに配置してほしい」といった、デザインや依頼の意図の解釈が必要な更新は、人が考えたほうがスムーズな場合もあります。
こうした依頼では、まず更新担当が「お客様は何を求めているのか」を整理し、それをAIが理解できる指示に変換する作業が必要です。
コードを書く以外にも。ここまでできるAIエージェント
Claude Codeを使っていて面白いと感じるのは、コードを書くだけではないところです。
ブラウザを開いてテストサイトを確認したり、実際に画面を操作しながら表示を確認したりすることもできます。現状では人が確認したほうが速い場面もあり、すべてを任せているわけではありませんが、「実装して終わり」ではなく、その先の確認までAIができるようになっています。
さらに、特に助かっているのが人とは違う視点からのチェックです。
依頼には書かれていなかった関連箇所について「こちらも更新する必要があるのでは?」と提案してくれたり、多くの掲載情報の中から内容の不整合を見つけたりすることがあります。
人が作業していると、どうしても依頼された箇所に意識が集中します。そこにもう一つAIの目が加わることで、見落としの防止や更新精度の向上にもつながっていると感じています。

今度は「人」が追いつかない?
AIが速くなるにつれて、別の課題も出てきました。
作業の途中でClaude Codeから「この部分はどうしますか?」「こちらも変更しますか?」と確認されることがあります。そして「下記の4つの中から方針を選んでください」など、細かい提案を並べてくれたりします。その内容は丁寧で的確なのですが、それを読んで判断し、次の指示を出すのは人間です。それを読んで理解するのに結構時間がかかったりと、今までにはない工程が発生しているのも事実です。
AIはどんどん先へ進めるのに、人が確認するところで止まる。
最近では、「もしかすると人間側がボトルネックになり始めているのでは?」と感じることもあります。
だからこそ重要になってきたのが、最初の依頼です。
対象ページ、変更する内容、原稿、変更してよい範囲などを最初から明確にしておけば、AIからの確認も減り、よりスムーズに最後まで進められます。
お客様からの依頼を整理し、誰が読んでも迷わない指示出しをすることが大事だなと感じています。
AIを信じて任せてみる。でも、信じきらない
ふと気づくと、最近は自分でコードを書くことが本当に少なくなりました。
「このままだとCSSの書き方を忘れてしまうのでは……」と思うほどです。
それでも、「これはAIにどう頼めばいいんだろう」「これは自分でやったほうが速そう」と考えて、つい自分で作業してしまうこともあります。
でも実は、そう思っている作業も、今のAIなら意外と簡単にできてしまうのかもしれません。
まずはAIを信じて、思い切って任せてみる。
一方で、出てきた結果を信じきって任せっぱなしにはせず、最後は人が確認し、判断する。
「信じて任せる。でも、信じきらない」
今のところ、それがAIエージェントと二人三脚でうまく仕事をするコツなのではないかと思っています。
AIの進化の速さには驚くばかりで、私自身もまだまだ試行錯誤の途中です。
半年前に驚いていたことが、今では当たり前になっているように、また数ヶ月後にはWebサイトの更新業務も大きく変わっているかもしれません。
その変化も楽しみながら、これからもAIを上手に取り入れ、より速く、より正確なWebサイト更新につなげていきたいと思います。
