
看護師採用・募集
紹介会社に頼らず、看護師を“直接採用”できる病院へ。
採用の主導権を取り戻す。メディカルデザインは病院の直接採用パートナーです。
はじめに
慢性的な看護師不足に頭を悩ませる医療現場。
- 「年中募集しているのに、応募がなかなか来ない」
- 「ようやく応募があっても紹介会社経由で、コストばかりがかかる」
- 「せっかく採用しても、現場に馴染めずすぐに辞めてしまう」
そんなご経験をお持ちの病院も多いのではないでしょうか?
これらは決して一部の病院に限った話ではありません。
いま、全国の医療機関で「採用のあり方そのもの」が問われ始めています。
とはいえ、何から見直せばよいのか分からないというのが、多くのご担当者の正直な悩みではないでしょうか。
そのようなお声に応えるために、私たちメディカルデザインは、病院の看護師採用を根本から見直すサポートを行っています。
メディカルデザインが掲げる採用のゴール
私たちがおこなうのは、単なる「ホームページ制作」ではありません。
Web制作を通じて、看護師採用の仕組みそのものを見直すお手伝いをしています。
メディカルデザインでは、ホームページやSNS運用を採用戦略の一部と捉え、次のような目標を設定しています。
- 看護師の直接応募数の増加
- 採用コストの削減
- 定着率の向上と離職率の低下
採用活動におけるこうした本質的な成果を、Webの力でどう実現していくか。
当ページでは、その考え方とアプローチをご紹介していきます。
採用活動のつまずきは、なぜ起こるのか
看護師の採用は、病院の規模や体制によって直面する課題が異なります。
「なぜ、うちでは採用がうまくいかないのか?」と悩むご担当者様にとって、まずは自院の立ち位置と現状を整理することが、改善の第一歩となります。
病院の規模ごとに見られる実態
大規模病院(大学病院 / 基幹病院)
- 高度な医療を担う分、看護師に求められる業務負担が大きくなりやすい
- 能力や経験の差がチーム連携の難しさにつながる
- 忙しく緊張感の高い現場のため、5年以内に離職するケースも多く見られる
中規模病院(400〜600床程度)
- 比較的穏やかな職場環境だが、看護師のスキル差や自信の有無が現場に影響
- 組織力やチームワークが成果に直結する規模感であるため、配置や育成に工夫が求められる
- 小規模病院と比べると、離職率が高くなる傾向がある
小規模病院(400床以下)
- 大・中規模病院に比べて業務負担が軽く、働きやすさを感じる人が多い
- 一方で、その魅力が十分に発信できておらず、採用応募につながりにくいケースもある
採用フローに潜む共通課題
私たちは、医療に特化したWeb制作会社として、さまざまな病院の採用活動を見てきました。
そのなかで、多くの病院に共通する「つまずきポイント」が存在しています。
以下は、実際の現場でよく見られる課題の一例です。
- 看護師不足により求人を常時出しているが、内容に変化がなく、他院との差別化が難しい
- 待遇や給与などが似通っており、求職者からは「どこも同じ」に見られがち
- 結果として、紹介会社への依存度が高まり、毎年数千万単位のコストが発生してしまう
- 面接や筆記試験が従来の形式のままで、応募者の能力や適性が見えにくい
- SPIなどの評価ツールを導入しておらず、採用判断の材料が限定的
- 現場によっては看護師のスキル差が大きく、業務や教育の偏りが生まれる
- 一部のスタッフに負担が集中し、人材育成の継続が難しくなる
- 配置で対応するも限界がある
- ミスマッチによる早期離職が起こりやすく、採用しても定着しにくい
- 教育にかかる負担が増すことで、既存職員の働きやすさも損なわれる可能性がある
病院と紹介会社──採用をめぐる構造の違い
現在もなお、多くの病院では、何年も前に作成した採用ページをとりあえず置いているだけという状態が続いています。
一方で、紹介会社は日々戦略を進化させ、応募者との接点づくりに注力しています。
紹介会社が実際に行っていること
- Web広告やSNSを活用し、幅広い看護師層にリーチ
- 応募者の希望条件を丁寧にヒアリングし、的確にマッチング
- 応募〜面接〜入職までをシステムで一元管理
- 成功事例を蓄積し、次回以降の採用活動に活かしている
- お祝い金など金銭的インセンティブの提供(※グレーな側面も)
このように、紹介会社は採用を「仕組み化」し、病院より一歩も二歩も先を行く戦略的な体制を築いています。この差が、採用成果の差に直結しているのです。
採用が「数合わせ」になるとどうなるか
こうした違いを理解しないまま、「誰でもいいから来てくれればいい」「とにかく人数を集めたい」といった姿勢で採用を進めてしまうと、次のような問題が起こりやすくなります。
- スキルや価値観のミスマッチ
- 現場での連携不全や人間関係の摩擦
- 「ここじゃなかった」と感じた看護師の早期離職
結果として、再び求人を出し直すことになり、採用コストと労力ばかりが膨らんでいく。
いわゆる「採用の負のスパイラル」に陥ってしまうのです。
病院ができる採用改善とは?
では、病院ができる採用改善とは何でしょうか。
まずは、紹介会社が成果を上げている「採用の仕組み」を、病院側でも再現することから始まります。
そして、さらに紹介会社にはできない、「組織の魅力」や「熱量」を伝える仕掛けが大切です
STEP1 紹介会社と同じ“採用の仕組み”を整える
採用広報の強化(ホームページ / SNS)
- 看護師向け採用専用サイトの構築
- サイト内ブログやSNSを通じて、病院の魅力や雰囲気を訴求
応募管理体制の整備
- 採用管理システムを導入し、応募〜面談〜入職までの動線をスムーズに
- システムによる迅速かつ丁寧な対応で、ねらった人材を逃さない
効果測定と改善の継続
- ホームページのアクセス分析や離脱ポイントを可視化し、改善施策を実施
- 採用の成功事例を院内で共有し、次の採用につなげる
インセンティブ制度の導入
- 入職お祝い金や、交通費・住宅補助など合法的な制度設計を提案
STEP2 病院だからできる、熱意を伝える採用へ
採用の真の目的とは「人を集めること」ではなく、「人が長く働き続けられる環境をつくること」です。
特に看護師採用においては、紹介会社に頼るあまり、本来その病院にあった看護部の文化が崩れてしまっているケースも少なくありません。
看護部を「作る・守る・育てる・つなげる」
これは、メディカルデザインの代表が掲げる、看護部づくりの基本指針です。
この4つが欠けたままでは、定着率の向上や離職率の低下は実現できません。
私たちがご支援するのは、ただ人を集めるのではなく、「自分たちが信じる看護のあり方」を再構築することでもあります。
「熱量」を伝える仕掛けが、看護部を再生させる
紹介会社にはできないこと。
それは、病院内部にある「信念・空気感・実体験」を、伝えることです。
では、どのようにそれを形にするか?
「基準 → 具体性 → 理由」のサイクルを、ホームページを通じて発信するのです。
具体的な施策の一例
-
配属先ごとの現在の看護師数・必要なスキルランク(A/B/C)を明示
→ 入職後のミスマッチを防ぎ、定着率の高い採用につながる -
実際にホームページ経由で入職した看護師へのインタビュー記事を掲載
→ 実体験ベースで熱量と具体性が伝わる -
「誰に来てほしいか」「なぜその人材が必要か」を丁寧に言語化
→ 病院側の採用の基準が求職者に伝わり、入職後のミスマッチを防ぐ -
看護部のビジョンや、部署ごとの特徴・人員構成の可視化
→ 自分が働く未来をイメージできるページづくり
惰性で続ける採用ページでは、人の心は動きません。
「うちにはこういう看護を貫きたい理由がある」という信念と、その具体的なかたちが伝わるからこそ、人は共感し、定着するのです。
ホームページは、単なる採用ツールではありません。
病院の文化と価値観を言語化し、外に届ける戦略装置なのです。
メディカルデザインは、看護部の文化づくりも含めた採用戦略を、ゼロから一緒に設計いたします。
まずは、お話を聞かせてください
「うちの採用、これでいいのかな?」「現場の雰囲気が伝わるページを作りたい」「紹介会社に頼らず、直接応募を増やしたい」
そんな想いが少しでもあれば、まずは一度ご相談ください。メディカルデザインは、病院の採用に本気で向き合うパートナーです。